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2009年11月22日 (日)

ソフトなければただの箱(スパコン予算は不要)

 PC関連業界で、よく言われることです。

 「コンピューター、ソフトなければ、ただの箱」
 「ソフトウェア、ハードなければ、ただの紙」

 さて、事業仕分けで、予算削減となったはずの次世代スパコンですが、復活となりそうな気配です。
 少しでもコンピューター知識のある方であれば、これがいかに無意味な支出かお分かりになるはずです。
 まず、そもそも、これが「次世代」ということが、おこがましい名称です。このコンピューターシステムを調べてみましたが、何も真新しい点はありませんでした。
 単に、CPUを並列につなぎ合わせて、演算速度を上げているだけ、それだけのことです。パソコンが、シングルコアから、デュアルコア、クアッドコアになっただけのことです。これが次世代とは、世界の笑いものです。
 PCを並列に接続して、演算速度を向上させる技法は、インターネット経由で既に実現しております。
 その具体例が、SETI@home(セティ・アット・ホーム )です。これは、地球外生命体探査プロジェクトで、全宇宙からの地球に届く電波を、ボランティアが、自宅のPCで解析するものです。
次に、基礎的な科学技術の進歩は、紙と鉛筆ということです。まさに、コンピューターは、ソフト無ければ、ただの箱なのです。
 すなわち、スパコンを使ったシミュレーションを行う場合でも、重要なことは、その計算式です。どれだけのパラメーター(変数)が必要で、それらのパラメーターのどのような相互関係を持つのか。あるいは、パラメーター中、定数として処理できるものはないのか、その場合、結果に与える誤差はどの程度なのか。
 これらを考慮して、シミュレーション式を作ることこそが、科学技術の進歩なのです。コンピューターの演算速度を上げること自体は、CPUを何個並べるかの問題にすぎないのです。金と時間をかければ、どこの国でも世界一番になれるのです。そんなことに予算を割いても、科学技術の進歩とは全く無関係なのです。
 PCでも同じことを、例えることが出来ます。VISTAの評判は、散々で起動の遅さは致命的ともいえます。これに対して、Win7の起動時間は30秒と言われています。ソフトの改良で、起動時間が短縮できたわけです。何もガチガチのハードウェアに頼らなくとも、快適なPC生活が送れるわけです。
 思うに、日本海軍が誇った世界最大の戦艦は、単なる時代遅れの鉄の塊でした。世界の趨勢は、航空機にシフトしているにもかかわらず、大鑑巨砲しか思いつかなかった日本は滅びました。
 同じ道を歩むことになることを懸念いたします。本日は以上です。 
  

    

 

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